山田式メソッド式の特長といえば、
中国人パートナーとの連携で高い成果を上げることですが、
まだ、やり方を確立する前の走りの時期には当然、
失敗がありました。その経験から、
今の中国人パートナーに行きついたのですが、
なぜ、そこにたどり着いたのか失敗談を交えながらお話します。
日本人パートナー時代
日本人パートナーにリサーチをお願いしていた頃の失敗談です。
当時の私は、リサーチするのは中国人でも、日本人でも、何人でも構わない、リサーチだけならどこの誰でも構わない、適材適所でリサーチが得意でリサーチ専門でやってくれるパートナーがいれば効率的だと考えていました。
そこで、
中国輸入の経験がある日本人の女性に商品リサーチをお願いしていました。
リサーチ1商品につき200円でデータを買い取る契約でした。
商品を1個輸入して販売すればリサーチ代金は稼げる計算です。
リサーチをしてくれる日本人女性は、体調不安があり在宅で経験が活かせる仕事を探していたこともあり、話はスムーズに進みました。
そのリサーチ専門のパートナーに提示した条件は、
「Amazonランキングが30,000位以内」
「販売価格 1,800円以上」
「価格差 2倍以上」
この3つでした。
提案に乗ると思わぬ結果に
リサーチパートナーからの提案は、
「価格差が大きい方がいいのなら、もっといい商品を探すことが可能ですよ」
早速、価格差が1,200円以上で価格比2倍以上であれば、リサーチ報酬300円で買い取る条件で契約が成立しました。
この条件のリサーチリストが手元に継続的に届けば、中国輸入Amazon販売は簡単に儲かると考えての再契約です。
リサーチデータが届き、リストを確認して中国人パートナーに注文。
日本へ商品が届くのを待っていると、通関でストップの知らせ……。
なんとか通関を通過して商品を確認してAmazon出品すると、その商品のライバルが激増していました。
当然、価格も下落していて、ほとんどの商品が赤字になってしまいました。
それでも、そのパートナーからのリサーチデータをもとに、今度はリサーチ確認もしっかりして注文しました。
通関で止まることは有りませんでしたが、Amazonに商品登録すると、その商品もライバル激増で価格下落。前回同様価格の急落でした。
それでも、リサーチパートナーを信じての3回目のオーダも同じ結果でした。
リサーチリストから、ほとんど儲かる商品はありません。
あまりにもライバルが激増するので、そのことを伝えると連絡は取れなくなりました。
今から思うと、日本人が見つけられる商品は、誰でも簡単に探すことができる商品の可能性が非常に高い。探す人が多ければ、当然、値崩れが起こります。
中国商品のリサーチは中国人にはかなわない
その失敗から多少ビジネスの経験を積んでいても、中国人にはかなわないと身をもって知ることができました。
そこから考えを改めて、中国人パートナーにリサーチの勉強を進めてもらい、連絡が取れなくなった日本人女性のリサーチデータの中で一部、儲かると思える品があったので、注文を出すと似ているけど、違う商品であることが判明。
Amazonの商品より、サイズが小さい商品や、素材が違う物ばかりでした。
販売してしまっている商品もいくつもあり、しばらくすると写真と違う、前回購入商品と違う、などで返品がいくつもありました。
中国語がわからない日本人が、画像一致だけで探し出した商品を価格差が大きいほどリサーチデータを高く買い取る約束をしたため、このような結果になりました。
この失敗で、中国語が分からない人が、画像1枚で探し出すリサーチ方法が無理に近いことがハッキリとしたタメ、今の中国人パートナーと連携するやり方にたどり着いたのです。
山田式メソッドでは、ビジネスのノウハウはもちろんのこと、日本語で意思疎通がはかれる中国人パートナーの紹介も行っています。
中国輸入ビジネスで売り上げをグングン伸ばすならば、無視できない存在です。