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ヤフオクとヤフショで中国輸入ビジネスは成功するのか?

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中国輸入ビジネスサイトの主力といえばAmazonですが、そこにたどり着くまでにあらゆるECサイトのネット転売にも挑戦をしてきました。

その経験を踏まえて「アマゾン」と「ヤフーオークション・ヤフーショッピング」を比較してメリット・デメリットを解説していきます。

 

 

《ヤフーオークション・ヤフーショッピングのメリット》

 

中国輸入ビジネスといえば、中国から商品を輸入して日本国内のECサイトで販売するビジネスモデルですが、ECサイトの集客力や手間、出品コストなどを考えて目的別に販売する必要があります。

 

利益を最大に上げるためにも、サイトにこだわらず自分の販売手法・扱う商品や点数などを考慮してECサイトを選択していきましょう。

 

■手数料が安い

ヤフーオークションでは、フリマ出品の場合は月額無料で販売手数料10%、オークション出品の場合はプレミアム会員に入会する必要がありますが月額498円(税込み)で販売手数料8・64%。

ヤフーショッピングでは、月額無料でシステムが単純ではないので手数料の幅がありますが、最低で5・64%。

参考サイト:https://business-ec.yahoo.co.jp/shopping/cost/

 

他のECサイトと比較して手数料が安い特徴があります。

手数料が安ければ、売上がその分手元に残りますよね。

 

出品方法なども簡単ですので、ネット販売の練習として、初めてネット販売をする人でも、とても参入しやすいといえます。

 

 

■売れるスピードが早い

 

ヤフオク・ヤフショとも集客力は抜群です。

Amazonとはことなり商品ページを自分で作ることが必要ですが、一般的な「せどり」とは違い同じ商品を何度も仕入れて販売・転売できるのが中国輸入。

 

一度商品ページを作れば、何度でも繰り返し利用できます。

 

■資金回収がしやすい

 

転売でもうけるためには、

「利益率が高く売れる商品を仕入れて、利益の低い売れない商品を仕入れない」ことが重要ですが、初めから全てのアイテムで高い利益を生むことは物販経験者でも難しいこと。

 

Amazonではランキングや商品レビューがあり、売れないアイテムはずっと売れにくいものです。在庫として抱えておくよりも、ヤフオクで赤字にならない程度に値段を下げて出品すれば、ほとんどの商品は売れます。

 

ヤフオクで販売したら、その商品を外して新たな仕入れの資金にしましょう。

 

■hiddenpage(非公開ページ)

 

ヤフショでは、非公開ページを設定できます。

一般ユーザーに見せずに特定の顧客にだけ商品を公開できるページを作成できます。

 

「会員様限定」など特別感を演出できます。

ネットショップとはいえ、一般的な物販と同じでリピーターを喜ばせる、お礼に還元セールなど行うのも面白いですよ。

 

《ヤフーオークションとヤフーショッピングのデメリット》

 

■落札者とのやりとりを全て自分行う

 

Amazonでは落札者とのやりとりを代行してくれますが、落札者とのやりとはり全て出品者が行う必要があります

1つのアイテムごとにお客様がいるので、例えば1日に10点売れれば10人とのやりとり、入金があり次第、梱包・発送を同時進行で行う必要があります。

 

特にAmazonの代行サービスが真価を発揮するときとは、クレームが起きたときです。強くクレームを送ってくる落札者がいた場合、ヤフーオークションなら多くの時間やストレスなどをそのクレームに割くことになります。

 

精神的な苦痛があり、手間と時間が大きな負担になってしまいます。

 

転売をする場合、大量に商品を出品しなければなりません。そのため、そのようなクレームに時間をとられるのはなるべくは避けたいものです。つまり、ヤフオクなどは大量数を出品するには自分1人では難しいといわれています。

 

■商品ページを自分で作成する

 

何度でも利用できますが、やはりAmazonと比較をした場合、自分で売れる商品ページを作成するというのは時間と手間が掛かりデメリットです。

 

■爆発力に劣る

 

売れだした時のAmazonの爆発力には比べるまでもなく、ありません。また、SEO対策はAmazon、楽天市場には到底及ばず、とくにヤフーショッピングでは個人のストアページがGoogleの検索結果に出ることはほとんどないでしょう。

 

グーグルの検索結果の上位に表示されることで、サイト外からの流入を望めるのでアクセス数に大きな差が出ます。

 

アクセス数が多ければ多いほど、売れる確率はグッと上がります。

 

《ヤフーオークションとヤフーショッピングの総評》

 

数年前まで、ヤフーオークションは素人の市場であり、ヤフーショッピングストアはプロの市場という認識がありましたが、ヤフーショッピング出店が無料化されたことで出品に対する敷居は低くなりました。

 

この、ヤフーショッピングが無料になった際に、「不毛な値下げ競争」と一部のネットユーザーから揶揄されましたが、そのとき、ヤフージャパンを連結子会社に持つソフトバンク社長、孫正義氏が自身のツイッターにて「不毛ではない、まだ残っている」という髪の毛にかけたネタの発言は、申し訳無いのですが笑ってしまいました。

 

話しが逸れましたが、ヤフーオークションとヤフーショッピングは、敷居が低くなっているので、ネット転売初心者の方が、転売の流れ、ノウハウを身につけるには向いているでしょう。

 

しかし、大数量の大口出品者が利用する場合、自身でクレーム処理に時間を割かなければならないデメリットなどを勘案すると成功するための主軸サイトとして利用するには厳しいと考えます。

 

Amazonを主軸に、在庫整理や商品リサーチに利用するのが賢い使い方です。

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