転売ビジネスを少しでもかじったことがある人ならば利益率と聞けばピンとくるでしょう。
リサイクルショップを朝から駆けずり回り、
オークションサイトでスマホを片手ににらめっこ。
掘出物が出て良くて3割。
1~2割が平均、タイミングが少し遅いと値崩れで赤字。安定して利益を上げることがどれほど難しいかお分かりでしょう。
しかし、なぜ中国輸入ビジネスを選ぶかというと、
最大の理由は日本やその他の海外からの仕入れでは実現できないほどの豊富な商品数と“すさまじいほどの利益率”とメリットがあるからなのです。
そして、
中国国内からノーブランド品を凝縮して洗礼したノウハウで日本に輸入して転売するのが山田式メソッド。なぜ中国のノーブランド品を輸入して転売をするのか、
分かりやすくお話をしていきます。
【中国のノーブランド品転売にたどりついたワケ】
中国のノーブランド品へたどりつく前は、
アメリカのネットショップで販売されていた「スターウォーズ」のライトセイバーのおもちゃをAmazonで販売をはじめとして、
ヤフーオークション、イーベイで欧米商品を輸入して日本で転売をしたり、日本の商品を海外に輸出したりしました。
その時の利益率は1割が良い方です。
利益率が中国輸入より悪い上に商品リサーチも難しく、
時間や手間ばかりに気を取られていました。
そして、試行錯誤の末に最終的にたどりついたのが中国個人輸入ビジネス。
中国国内からノーブランド品を輸入してAmazonで販売するという現在の形が、
一番利益が出ると確信しました。
日本国内からや中国以外の海外からの仕入れより、
中国ノーブラン品を日本で販売することが、
一番『利益率』が高いことを知りました。
利益率が高いということは、
中国で販売されている中国製品の価格と日本で販売されているときの価格差が大きいということです。利益率が高いということは、
簡単にいってしまえば、それだけ黒字になるということです。
同じ10,000円で売れる商品なら、
8,000円で仕入れるよりも1,000円で仕入れて売った方が当然、黒字になりますよね。
【利益率とは?】
先ほど、利益率という言葉がでましたが、
利益率について解説をしたいと思います。
この利益率とは、「利益÷販売価格」で計算します。
例えば、「中国にて2000円で販売されている商品」を
「日本で4000円の商品」として販売することができれば利益率は50%になります。
利益(2000円)÷販売価格(4000円)×100%=50%という計算ですが、
この利益率が高くなればなるほど、儲けが出るわけです。
しかし、実際には送料などのコストがかかりますので、
計算式に関しては下記のようになります。
Amazonで販売する場合では、
利益(日本の商品価格-送料等のすべてのコストを含めた仕入れ価格)÷日本での販売価格(Amazonでの販売価格)=利益率(×100%)
売上に対しての収益を見るには重要で、商品の仕入れや販売の際には必要になる知識です。
ここで、大事なことなので練習問題です。
- 1つ売れると100円の利益が出るおもちゃ
- 1つ売れると1,000円の利益が出るおもちゃ
上記の①と②では②の商品を仕入れた方が1つ売れた時の利益は大きいですよね。
では①と②を踏まえて以下の場合を考えて見ましょう。
①の販売価格は1,000円
- の販売価格は100,000円
どちらの利益率が良いか計算して見ましょう。
- は100円÷1,000円×100%=10%
- は1,000円÷100,000円×100%=1%
利益と販売価格が分かれば、①の方の利益率が高いことが分かりますよね。
ですので、①の方の利益率が高く、手頃な価格のタメ多くの人に売れる可能性が高く、いい商品ということが分かります。
ちなみに
・原価率=仕入れ(原価)÷売上(販売価格)×100%
・値入(販売価格)=原価÷(1-利益率)
・粗利率=粗利(売上総利益※売上高-売上原価)÷売上×100%
を一緒に覚えておくと、ビジネスがスムーズに行えます。
個人でビジネスをする場合でも色々な数字と向き合うことになりますので、
難しく考えないでください。今さら聞けないと思ったことでも分かりやすく解説しますので安心してください。
【中国輸入の利益率は他の仕入れと比べて高く、メリットが大きい】
欧米などのネット販売は、どんなにリサーチに時間を掛けて無駄なく仕入れても、
販売手数料、輸送費などを含めれば利益率1割あれば良い方といわれています。
一方、中国の個人輸入の場合は、販売手数料、
輸送費に加えてビジネスを非常に有利にするリサーチ費用と購入代行を含めても最低で2~3割以上の利益率が当たり前です。
ここでのポイントとして、
『リサーチ費用』『購入代行』が中国輸入のコストにプラスされています。
欧米などのネット販売の際は、すべて個人でリサーチと購入を行なっており、
それでようやく利益が1割でした。
しかし、中国輸入はリサーチと購入を現地の中国人パートナーへ代行してもらい、
利益が最低でも2~3割です。今まで莫大な時間を取られていたリサーチや購入の時間がなくなり、
のんびりと趣味にいそしむことができる上に利益率が高いと一石二鳥。
利益率が高い上に、このようなメリットも中国輸入にはあるのですよ。
【まとめ】
中国のノーブランド品を輸入してAmazonで転売する理由は利益率が高いからです。
利益率の求め方は、利益(日本の商品価格-送料等のすべてのコストを含めた仕入れ価格)÷日本での販売価格(Amazonでの販売価格)。
この利益率が高いほど黒字になり収入が上がるというわけです。
そして、中国輸入の場合、
多くの部分を中国人パートナーに代行をしてもらったうえで利益率は最低でも2割~3割あります。
あくまで最低が2~3割。
仕入れ方法やリサーチに掛かる時間がなくなり、
利益率も他では考えられないほど高いのが中国輸入ビジネスなのです。