【最安値でも利益がでるのか?】
Amazonを利用した方なら知っていると思いますが、Amazonは探している商品をとても簡単に見つけることができると思います。そして、その商品を最安値で出品している人の商品ページを他のECサイトと比較をするととても簡単に見つけることができるはずです。
もし、同じ商品を買うのでしたらやっぱり安いに越したことはありませんので、一番安い出品者から商品を購入するはずです。
では、Amazonに出品をする中国輸入の場合、必然的に価格を安くする価格競争に巻き込まれて行ってしまいます。つまり、Amazonのこの構造というのは中国輸入をする上では大きなデメリットになってしまうのです。
とはいえ、Amazon以上に集客力のあるECサイトを利用しない手はありませんので、どうしてもこの苦々しい値下げ競争に巻き込まれるしかないのです。ライバルに合わせて値を下げて、利益が下がって……というのが現状です。
[値下げ競争は大手有利]
価格競争に関しては、大量仕入れのできる大手が有利でした。数の優位の前に個人事業主はなすすべもありませんでした。しかし、これはネット転売には当てはまりません!
インターネットがない時代は、店舗を持たない個人は大量に商品を買い付けて原価を安くするという手法は不可能でした。大手は大量に仕入れ、広告を打ち、巨大な店舗でバンバン販売するので儲けがでる。この数の優位に個人事業主が太刀打ちすることは不可能です。
しかし、現在はAmazonをはじめ楽天など、仮想空間に巨大商店街がありますので、大手企業の持っていた大きな店舗の優位はなくなりました。わざわざ土地を購入して店を開かなくても、ネット世界に店を開くことが可能です。
しかも、Amazonは安い価格で販売するだけで、お客さんを誘導することができるので、安い価格で販売して利益が出る構造を作ってしまえば、大企業を相手にしても勝つことができるのです。
そして、個人事業主は人件費がかからないので、中小企業はもとより大企業を相手にしても勝機があるというわけです。
[山田メソッドのみそ]
山田メソッドにおいての中国輸入は、現地の輸入代行業者を使いません。現地の日本語ができる中国人をパートナーとして教育して、立派な輸入代行を行えるビジネスパートナーへ教育するのです。
つまり、中国輸入をしてAmazonで販売を行っているライバルが現地の輸入代行業者に高い賃金を支払っているのに対して、中国人のパートナーは個人事業主になりますので、輸入代行業者よりも人件費を安く抑えることができるのです。
しかも、現地の輸入代行業者よりも優秀なパートナーになる可能性が極めて高いので、はっきり言って費用以上の働きをしてくれます。
そして、ライバルよりも安い費用で中国輸入をすることができればAmazonで最安値にて商品を販売することができ、最安値ですからお客さんは優先的に自分の商品を買ってくれるので利益が出るわけです。