中国輸入ビジネスのプラットホームとして、Amazonを選んだのはいいですが、仕入れた商品が的外れ、値段がニーズに合っていないなど、ご都合主義の販売方法で全く結果が出ていない人が多くいます。
売れない、儲けが出ないとお嘆きならば、この機会にご自分の販売方法を見直してみませんか。
リサーチと値段の付け方
ビジネスの最初の段階であるAmazon販売での商品選び。
一見簡単そうですが、この商品選びで的外れのセラーが多くいます。
Amazonだけでなく、他のネットショップでもそうですが、
「自分が売りたい商品」と「売れる商品」は違います。
自分が好きな商品、知っているアイテムばかりを選んでしまっていませんか。
「売りたい価格」と「売れる価格」に大きな差はありませんか。
欲を出して正当な利益以上を追求したら、全くお客様に相手にされないセラーですよ。
売りたい商品を自分で勝手に価値をつけて売ろうとしても、全く売れないばかりか利用者に嫌われてしまいます。
それでも続ける的外れな販売方法
売れないセラーの相談の中には、
数百アイテムを自分で仕入れて、全て新規カタログ登録をしたにも関わらず、
全く売れずに部屋が在庫の山になっている相談を受けたことがあります。
その方にどんな方法で商品を選び、価格を付けたのか聞くと、
「なんとなく」売れそうな商品を選び、3割程度利益が欲しいので販売価格を計算しました!!
結果は?
全く売れていません!
この場合は、全く消費者のことを考えていません。
完全に自分の都合で商品を選んで、自分の都合で価格を付けているだけ。
ビジネスでも何でもありません。
素人が本業の片手間にやる、フリマの方がまだマシです。
商品は家にある古いモノなどさまざまですが、最低でもヤフオクなどで値段を下調べして、それより少し安いぐらいの値段で販売しています。
ちなみに、ヤフオクなどで値段を調べる人は少なくないですし、せどりでフリマに訪れる人が実は結構な割合でいるので、仕入れに適した値段でフリーマーケットに出せば、飛ぶように売れます。
プラットホームの特性を理解する
消費者と意見が合わなければ、相手にされないのが物販です。
十分にそのプラットホームの特性を理解する必要があります。
オークション落札履歴から、Amazonで売れる商品を探している人は多いのではないでしょうか。
この場合は、先ほどの全くリサーチしないよりは格段に売れる可能性は高いと思いますが、
オークションの利用者と、Amazonの利用者のニーズが違うので、
需要の有る商品も違えば、売れる価格も違うことを理解する必要があります。
例えば、ヤフオクではできるだけ安く購入したい層の割合が高いです。落札時間ギリギリまで張り付いて、1円でも安く購入しようとするタイプ。それに対して、Amazon利用者は安くもありますが、信用できるセラーからFBAで一日でも早く商品が欲しいのが目的。
最強のプラットホームであるアマゾンでビジネスを展開するならば、
Amazonでリサーチをするのが、一番の近道です。
そこから、値段を導いて消費者とWINWINの関係を気付くことが、息の長い商売をする秘訣です。